大阪・関西万博EXPO2025 14回目(予約なし19時~)
7月19日あたりからは夏休みに入るから人が多くなる。
9月10月は駆け込みで人が多くなる。
と、予想して夏休みに入るまでに人気パビリオンは並んでおこう!と思い仕事帰りに万博に行きました。(仕事帰りに寄れるのってよく考えると贅沢ですよね)
※ネタバレありまーす!愛のこもったイジリもあります。
パビリオン体験63【ヨルダン館】
休日だと2、3時間待ちは当たり前、とイタリア館に並ぶ勢いで人気のヨルダンパビリオン。
人が増える前に、何とかココは行っておきたい!と思い、今日はヨルダン館だけでもいいや!の気持ちで並びました。
ヨルダン館の前に立っていたスタッフさんに待ち時間を聞くと「120分です。最後尾は森の奥です~!」との返答がありました。森の奥て。
現在時刻が18時55分なので、今日はヨルダン館しか入れないかぁ…。と思いながら、マップの最後尾にとりあえず並びます。(ホンマに森の奥やしw)
並んでいると、ヨルダン衣装のスタッフさんが並び列をジロジロ見ながら歩いていました。
なに見とるねん、と思っていたら私の5人くらい前に並んでいた女性に声をかけ始めたんです。
スタッフ「スミマセン、チョットお話しイイですか?」
女性「は、はい、なんでしょう?(緊張)」←イケメン現地人やし、そらそうなるわな。
なんや?ナンパでも始まるんか?とか思っていたら、スタッフさんがスマホの翻訳機能を使ってその女性とコミュニケーションを取り始めました。
会話内容は見えなかったのですが、その女性を列から出して別のスタッフさんに引き渡し、ヨルダン館の入口の方へ連れて行っています。
(その時チラっと見えたのですが、その女性妊婦さんでした。なるほどなるほど。)
「彼女は長時間待つことができない」と翻訳されたスマホ画面を、列の前後3組くらいに見せながら、ゴメンナサイとお辞儀するスタッフさん。
背ぇ高いしイケメンやし優しいし礼儀正しいし、こんなん惚れてまうやろーーー!笑
半分くらい進んだ段階で時刻は19時30分。ここでヨルダン館の入場並び受付が終了しました。
30分並びで半分くらい進むならトータル1時間並びで済みそう!
トータル1時間20分の並びで入ることができました!かなり巻けたと思います。
ヨルダンってこんな形ですよ~という展示物がありました。
砂ンプラリー、実はこれが目的で今日は絶対にヨルダン館に入る!と決めていたんです。
7月1日から新たに始まった、砂に特化したスタンプラリー!(詳細は別ページで紹介します)
>>> 難易度高めの「砂ンプラリー」って何?
火打石が壁際にズラーっと並んでいて、ゴムマレットで叩くとキレイな音が鳴ります。
それぞれの火打石の上には小さなマイクのようなものが設置されていました。
火打石が置いてある壁には、いくつかのアラビア語が右から左にスーッと流れていて、火打石を叩いて音を出すと光が壁をつたって下から上に移動し、その光がアラビア語にぶつかると日本語と英語に変化する、といったリズムゲー風な展示がありました。
火打石の反対側には、ヨルダンの今と昔の都市が砂壁の中のディスプレイに映し出されていました。
スタッフさん解説ありの展示なので、とても分かりやすくて良かったです。
と、ここでスタッフさんから「次はお待ちかねの砂コーナーなので、靴を脱いで裸足になって準備しておいてくださいね~」という案内が入ります。
実は昨日、足の裏を切るといった災難に見舞われていて、素足で砂に触れられない状態だったことに今気づき…。
スタッフさんに事情を告げると「シューズカバーあるよ。ダイジョウブ!」と笑顔で言ってくれました。なんなんでしょうね、ヨルダンの人(男女問わず)って笑顔が抜群にステキなんですよ。
ここが例の砂漠の砂コーナーかぁ、と思いながらスタッフさんの説明を聞きます。
めっちゃたくさん砂持ってきたけど、洗浄とかしてたらだいぶ減ったんよー、みたいな内容でした。
スタッフさんの説明が終わったら、映像展示をみんなで観ます。
映像を観ながら砂を触ってみると、なんと細かい粒だこと!めっちゃサラサラで肌に全く残らないじゃないですか!コレが本物の砂漠の砂かぁ。
素足で砂に触れている人たち、気持ちよさそうだなぁ~いいなぁ~。
ドーム型の部屋の天井にもディスプレイが設置されていて、綺麗な青空や星空が映し出されていました。ホントに砂漠に居るみたい。
朝も昼もヨルダン♪とスタッフさんが駄洒落ってましたが、その辺はスルーしときます。
瓶詰のサンドアートはお土産にオススメ!ちょっと時間はかかるかもしれませんが、名入れ注文をすると世界にたった一つだけのサンドアートが手に入ります。
ヨルダンの泥せっけんも売っていました。日本ではなかなか手に入らないアイテムも万博だと簡単にゲットできちゃいますね。
お土産コーナーの端の方にちょっとしたカフェコーナーがありました。
本場のヨルダンコーヒーが飲めるのも貴重な体験だと思います。
あとは出口しかないのだけど、、、公式スタンプはどこにあるのだろうか。(キョロキョロ)
スタンプが見つからないのでカフェの店員さんに聞いてみると、出口出たところにあります、とのこと。
ホントだ、スタンプが外にある。
ヨルダン館のスタンプだけが目当てなら、わざわざ並ばなくても押せることを知っておくと良いでしょう。
パビリオン体験64【アゼルバイジャン館】
ヨルダン館を出たのが20時23分だったので、今日はもうどのパビリオンも並べないだろうなぁ、と大屋根リング方面に向かって歩いていると、待機列を発見!しかも未踏破パビリオンときたらコレは並ぶしかない!!
外観がとても特徴的なので少し気にはなっていましたが、何故かスルーし続けていたアゼルバイジャン館。
待ち時間は3分程度だったのでラッキーでした。
通路の両端に、このような像がクルクルとゆっくり回転している光景がとても神秘的で素敵。
ロープレに出てくる「神聖なお城の入口までの通路」のように思えてしまうのは自分だけではないハズです。
よーく見ると面白いポージングの女神たちw
各女神像の足元には、テーマとそれに関連する映像が流れています。
ちょっと説明が少なめだから分かりにくいかも?
天井からオブジェが吊るされていました。
最初は布っぽい素材を使ってるのかな?と思いましたが、ドット絵みたいなのが流れだして、あぁコレはディスプレイなのか、と理解しました。
よく考えるとこの形のディスプレイって他では見たことないかも!?
円形ホールみたいな小部屋に映されている映像を観るコーナーです。
ご覧のとおり、とにかく文字が読みづらい…。
アゼルバイジャンの位置ってココなんですね。
こう見るとなんだか土地が広いように見えますが、日本の4分の1くらいだそうです。
見たことのない楽器たちが展示されていました。
どんな音が鳴るのだろう?鳴らしてみたいなぁ~と思いつつサクッと素通り。
オブジェが飾ってあったのですが、下の説明書きが豆粒くらい小さくて読めず何か分かりませんでした。もう少し大きな字で!(笑)
おお、なんとスマートでカッコいい衣装。腰の短剣も異国感がありイイですね~。
物販コーナーもありました。アゼルバイジャンは独特な色合いのものが多かったです。
パビリオン体験65【モナコ館】
時刻は20時35分、アゼルバイジャン館の近くに実はもう一つ未踏破パビリオンがあるんです。
モナコさん!どうかまだ開いていますようにっ!!
待機列の最後尾がまだ封鎖されていない!ありがたや~ありがたや~。
ということで、モナコ館も体験できそうです。
水面に反射してMONACOが一瞬なんだか分からなかった(笑)
上空から地面に向かって光を放ち、地面に絵を描くアレです。
暗くなるとクッキリ映って何だかカッコよかった!
1Fが展示コーナーで、2FがVR体験コーナー、3Fがワインバー、4Fが展望ラウンジ、といった案内があります。
モナコ館の可愛らしいマスコットキャラ、リルーちゃんが各階案内をしてくれているみたいですね。
ドーム型の小さな建物に入ると、全体的に色んな映像が流れていました。
このおじちゃんが指を指している部分が空洞になっていて、手を入れると立体的な展示物を直接触ることができます。
意味はよく分かりませんでしたが、みんな撫でるようにサワサワしていました。
正面のディスプレイパネルも定期的に変わって何だか賑やかな感じがしました。
ここで、スタンプの列ができていたので並びます。
並んでいる最中にスタッフさんが「2FはVRコーナーで、待ち時間が発生しているため今からだと体験前に閉館となる可能性しかありませーん!私なら並びませーん!」と大声で案内していました。
VRはスマホからでも観られるようなので、時間がある時にまた観てみようと思います。
無事スタンプを押して次のコーナーへ移動します。
環境に関するモナコの取り組みを映像でお勉強するエリア。
時間がなかったのでじっくり見ずに次のエリアへ移動しました。
人間と野生動物のすごろくがドドーンと展示されていました。
人生ゲームみたいに、数字が書かれたルーレットを回して、動物たちのシンボルを動かして遊べるようです。
こちらも時間がなかったのでスルー!
でっかい木がどっしりと腰を下ろしていました。
どういったメッセージ性があるのか?をじっくりと観られないまま次のコーナーへ。
というか、この時間から来館者がアホみたいに増えてきて、モナコ館内が混雑し始めました。
ミャクミャクの体内ですか!?ってくらい赤と青の世界で、ちょっぴり目がチカチカ(汗)
丸い画面では、下のボタンで言語選択をして左右のボタンで説明を再生する。
といったお勉強の画面が何個か設置されていました。
天井までズドーンと伸びる円柱あみあみオブジェの存在感がすごい!
次のコーナーはミツバチです。
モナコとミツバチにはどんな関係性があるのか?ワクワクしながら中に入って説明を読みます。
ハニカム構造の展示物は木製で、まるで本物のミツバチの巣のような印象を受けました。
穴の蓋を開くと、このようにモナコのミツバチ保護の取り組み内容が書かれていたりします。
ミツバチの助けがなかったら植物はこんなに増えなかっただろう、という意味かなぁ?と勝手に解釈。
この穴の板はクルクルと回転する仕様になっていました。
ミツバチフレンドリー!なんだか楽しい語呂で思わずニコっとしてしまいました。
ミツバチに関する知識がたくさん書かれていて、すごく勉強になります。
日本でも大きな養蜂場はたくさんありますが、国を挙げてミツバチを保護しよう!といった話はあまり聞かないですね。(保護団体の存在は知っていますが)
大阪・関西万博14回目の感想
念願のヨルダン館、行ったどー!やったどーーー!ってのが、今回の万博の一番の感想です。
それだけでなく、未踏破のアゼルバイジャン館、モナコ館も回れたのは、夜からの万博でかなりの収穫だと思います。
会期の半分が過ぎた時点で65パビリオン消化、後25ほどのパビリオンが残っています。
これから夏休み→駆け込みの時期に突入しますが、果たしてパビリオン全制覇はできるのか?いや、意地でもやってみせる!という意気込みで、今後も頑張ります!!
第14回目で体験したパビリオン
ヨルダン館
ヨルダンの人、優しくてイケメン!すてき!
アゼルバイジャン館
外観と入口の像が神秘的すぎる!
モナコ館
ぶんぶんぶん~ハチが飛ぶ~~~