大阪・関西万博EXOP2025の複雑…を分かりやすく解説!

大阪・関西万博EXPO2025 申込~入場の大まかな流れ

  1. 万博ID を作る大阪万博公式サイトへ
  2. 万博ID にログインして、入場チケットを買う大阪万博公式サイトから買えます)
  3. 万博ID にログインして、行く日を予約する
  4. 万博ID にログインして、見たいパビリオンやイベントに申し込む
  5. 予約した日時に万博会場まで行く

もっと簡単に言えば、【万博ID作る→チケット買う→予約してGO!】と非常にシンプルな流れです。
では一体なにが複雑なのか?それは各工程でやらないといけない事が多かったり、期間の制限設定が何種類かあったりするからです。
各工程において何をしないといけないのか?を順番に説明していきますね。

1. 万博IDを作ってログインする

【1】大阪・関西万博公式サイトにアクセスし、まずは仮登録をします。
【2】仮登録時に入力したメールアドレス宛に届く、確認URLをクリックしプロフィール登録をします。
【3】後ほど届く、登録完了メールに書かれているURLを対応ブラウザで開きます。
(↑ココで進まなくなるケースが多いので要注意!chrome、safari、Edgeのどれかで開きましょう。特にスマホのメール受信アプリからURLを開く時は長押しして上記ブラウザのどれかで!)
【4】ログイン画面でIDとパスワードを入力してログインします。
【5】本人確認をします。
(メールによる認証が一番分かりやすい。メールで届く数字の羅列を入力するだけでOK!)

万博IDを作ってログインするだけで、ざっと5工程あります。
大阪万博公式サイトに、万博IDの登録説明書がアップされていますが全35ページと超大作!
PCやスマホの扱いに慣れていない年配の方には拷問ですね…。
私は全ページ読みましたが、網羅しすぎて逆にゴチャゴチャしている説明書やわぁ、と感じました。
IKEAさん並にシンプルかつ直観的に頭に入ってくるマニュアル(3ページまで)の方が良いのになぁ、と。

2. 大阪万博の入場チケットを買う

【1】万博IDにログインする
【2】欲しいチケットを買う

チケット購入の工程はとてもシンプル!単純に買うだけです。
買ったチケットはログインした万博IDに紐づけられて、万博ID内のマイチケットというページに表示されます。

どのチケットを買えばいい?

大阪万博のチケットは、大きく分けると『1回きり』か『何回も』の2パターンがあります。
その中でも平日や夜間、終日、期間などに分かれていますが、まずは『1回きり』から説明していきます。
大阪万博チケット種類(1回きり)
大阪万博の会期中のどこか1日を選んで入場するタイプのチケットラインナップです。
平日・17時以降・終日で料金が変わってきます。

次に『何回も』行けるタイプのチケット。
大阪万博複数回チケットラインナップ
大阪万博の会期中で一定の期間内なら何回も入場できるチケットたちです。
家族で夏休みにガッツリと万博を楽しみたい!のなら、夏パスがおすすめ。
色んなパビリオンやイベントを楽しみたい!何なら全部観たい!なら通期パス(最強パスですね)がおすすめです。
私は、仕事帰りにふらぁ~っと寄ったり、土日祝に丸一日楽しんだり、をしたかったので通期パスを買いました。(何回も行けて30,000円は破格!)

その他には、特別割引券や団体チケットなども用意されています。
<特別割引券>
大阪万博チケット特別割引券

<団体チケット>
大阪万博チケット(団体チケット)
(詳しくは大阪万博公式サイトで)

パビリオンやイベントの予約を視野に入れてチケットを買うこと

絶対に観たいパビリオンやイベントがあるのなら、それらが開催されている日時に合ったチケットを買いましょう!
例えば、
【残念その1】平日チケットを買ったけど、観たいイベントが休日しかやってなかった
【残念その2】夜間チケットを買ったけど、行きたいパビリオンが15時までだった
【残念その3】夏パスを買ったけど、子供が行きたがっているイベントは9月からだった
といったケースも…。
せっかく行くのだから観たいものを観られるように、大阪万博公式サイトにあるイベントスケジュールをチケット購入前にチェックしておきましょう!

3. 大阪万博に行く日を決めて予約する

【1】万博IDにログインする
【2】マイチケットページで行く日を予約する

チケットを買ったら実際に行く日を決めて予約しましょう。
観たいイベントや行きたいパビリオンに合わせて予約する事になるのですが、ココで重要なのが
『絶対に行きたいイベントやパビリオンがあるなら、2ヵ月以上先の日を選択する』です。

これは、次の項目で説明する「イベントやパビリオンへの申込」に大きく関係してくるためです。
※予約の必要がないイベントやパビリオンが目当てなら、2ヵ月以上先でなくても構いません。

4. 大阪万博のイベントやパビリオンに申し込む(抽選)

【1】万博IDにログインする
【2】マイチケットページでチケットを選択する
【3】そのチケットに対してイベント・パビリオンの抽選申し込みをする

大阪万博のイベントやパビリオンへの抽選申し込みは、トータル4回のチャンスがあります。
まずは、2ヵ月前からの抽選申し込み受付…(1)
次に、7日前からの抽選申し込み受付…(2)
続いて、3日前からの空き枠先着受付…(3)
最後に、入場後の空き枠先着受付…(4)

万博会場に行く前に申し込めるのは(1)(2)(3)の3パターンです。

例えば、『8月10日の入場』を5月1日に決めた(入場予約をした)場合、(1)(2)(3)の抽選申し込み機会が与えられます。
まずは下のカレンダーで黄色く塗った期間に、2ヵ月前抽選の申し込みをします。
大阪万博抽選・申込期間例
最大で第5希望までの申し込みが可能なのですが、人気のイベントやパビリオンだと、第5希望分全て申し込んでも全て落選するケースがあります。
※1ヵ月前(この場合だと7月10日)から、抽選結果が順次発表されます。

よく考えて抽選申し込みをしないと罠にはまる!

抽選申し込みは5個まで可能だから、人気のパビリオンAを下のように1~5枠まで全て申し込んだとしましょう。
抽選申し込み01
そして見事、第1希望に当選したとします。

この時点でシステム上、第2希望~第5希望までがロック(次の抽選申し込みができない)状態となってしまうんです。
抽選枠のロック
ちなみに、抽選申し込みを入れた時間枠の前後約1時間に関しても、次の抽選申し込みができない状態となってしまします。
普通なら、当選した第1希望以外の時間枠はロックではなく解放して、次の抽選申し込みもできるシステムを組むのが利用者のためだと思うのですが、、、技術的に難しかったのでしょうか…。

もちろん、予約なしでも並べば入れるパビリオンも多数あるので、楽しめないわけではありませんが、抽選の機会はフル活用したいですよね。
次のような抽選申し込みの方法が個人的にはオススメです。
抽選枠を最大限活用できる申込方法
13:00~14:00の枠にパビリオンを分散して抽選の申し込みをしたパターンです。
こうする事によって、次の抽選(7日前抽選)申し込み可能な枠が広くなります。

第2希望が当選した場合の次回抽選可能な時間枠は下のとおり。
抽選枠を最大限活用した申し込み方法
1回の抽選申し込みにおいて、できるだけ同じ時間帯にまとめた方が次の抽選で申し込みやすくなります。
以上、抽選申し込みで罠にはまらないコツ、でした。

次の抽選申し込み機会(7日前抽選)は、下のカレンダーで緑色に塗った期間です。
大阪万博抽選・申込期間例
こちらも最大で第5希望までの申し込みが可能です。
※1週間前(この場合だと8月3日)から、抽選結果が順次発表されます。

ここでも、2ヵ月前抽選と同じく、システム上の時間帯ロックがかかるので、申し込み方には気をつけましょう。

その後は、下のカレンダーで赤く塗った期間に、空き枠先着の申し込み(3日前先着予約)ができるようになります。
大阪万博抽選・申込期間例
キャンセルで空き枠が出た部分に対して、早いもの勝ちの申し込みとなります。

3日前先着予約がとんでもない競争率に!

大阪万博への入場当日の3日前の0時(この例の場合だと8月7日の0時)から、先着予約が開始されますが、0時に万博IDにログインしようと思っても『接続待ち時間』が発生し、ログインできません。
下のような画面になります。
順番にご案内しております。の画面
ログインまで1時間半~2時間ほどの待ち時間があるため、日付が変わる2時間前にはログインページにアクセスし、接続順番待ちの画面にしておきましょう。(2025年6月時点)
とにかく、日付が変わるまでにログインをしておかないと確実に競争に負けてしまいます。
※ページを更新したり、一つ前のページに戻ったり、タスクを最小化し続けたりした場合、接続が切れて最初から並びなおしになってしまうので要注意!

2ヵ月前抽選(1個) → 7日前抽選(1個) → 3日前先着(1個) → 当日予約
この流れで、全当選すれば【予約で3個】+【当日運が良ければ+α】のパビリオンを楽しめます。

当選・落選の結果はどう確認すればいい?

申し込んだイベント・パビリオンの当落は、万博IDでマイチケットページにログイン後、メッセージという項目を開くと当落結果メッセージが表示されるので、コマメな確認が必要です。

また、当選分のみ登録メールアドレスにメールが送信される仕様となっています。
ちなみに当選メールは、1ヶ月前、7日前のそれぞれ21:30頃~23:30頃までに送信される傾向にあります。

明日行きたい!行けるの?

入場日時の予約のときに、会場に空きがあれば明日でも明後日でも予約は取れます。
が!イベントやパビリオンの申し込みは入場後、となるので注意してください。
申し込み不要のイベントやパビリオンが目的なら、いつ入場しても良いでしょう。

5. 予約した日時に大阪万博の会場に行く

ここまで手続きが完了したら、あとは大阪万博の会場に行くだけ!
なのですが、どうせなら効率よく動いて色んな体験をしたい!ですよね。
会場に行く前にできること、をいくつかリストアップしてみたので参考にして下さい。

当選したイベント・パビリオンの周辺情報をチェックしておく
お目当ての場所の周辺に何があるのか?ついでにココも行ってみよう候補をいくつか挙げておきましょう。
また、万博グルメスポットやトイレの場所も把握しておくと、さらに快適に過ごせますね。
入場用のチケットQRコードは紙に印刷をして持っていく
人が集まる場所では必ず電波状態が弱くなるため、入場用のQRコードをスマホで表示させるためのネット接続に時間がかかります。(実際、大阪万博公式でも注意喚起をしています。)
スマホでスクリーンショットを撮って保存しておくのも良いですが、スマホの充電が切れた場合の対処方として、印刷をしたQRコードの紙をカバンに入れておきましょう。アナログ最強!(笑)
キャッシュレス決済に対応できるように準備しておく
大阪万博では現金は一切使えないと思っておいてください。
キャッシュレス決済が基本ですが、お店によって使えるキャッシュレス決済の種類が違うことも想定できます。
ICOCAやPiTaPaなど、交通系のICカード(電子マネー機能付き)に多めにチャージしておくと安心でしょう。
通期パスには顔認証登録が必要
大阪万博では、通期パスを使って入場する場合に、ゲートにて顔の確認が発生します。
そのためにも、事前にチケットに対しての顔認証登録をしておかないといけません。
スマホで万博IDのページにログインし、マイチケットから顔認証登録に進み、スマホのカメラで写真を撮ってそのままアップロード、といった流れが一番簡単なのでオススメです。
自家用車で行く場合は駐車場の予約を事前にしておく
大阪万博では基本的に公共交通機関を使ってきて欲しい、と公式でもお知らせしていますが、どうしても自動車で行かないといけない場合は、有料駐車場の事前予約が必須です。
この予約の時にも万博IDが必要となってきます。
手荷物検査あり!持ち込み禁止物にはご注意を
大阪万博では安全性の確保のため、入場前に手荷物の検査があります。
明らかな危険物はもちろんながら持ち込めませんが、カメラの一脚や三脚、自撮り棒なんかも持ち込み禁止対象となっているので気を付けてください。
その他、大阪万博の公式サイトからのお願いページをよく読んでおきましょう。