大阪・関西万博EXPO2025 4回目(いのちのあかしのみ予約&16時~)
前回に引き続き、今回もシグネチャーパビリオンのひとつが7日前抽選にて当選しました。
万博公式サイトで概要をザックリと読みましたが、実際行ってみないと分からない、という事で夕方前の会に参加!
※超ネタバレに注意!
パビリオン体験13【Dialogue Theater いのちのあかし】
河瀬直美さんプロデュースのパビリオン。
廃校になった木造校舎を奈良(十津川村)と京都(福知山)から持ってきた!との事です。
現代風の建物が多い万博の中に、古い木造校舎が突如現れる、ある意味異国館がなんだか新鮮でした。
入場前の並び中に、このようなテーマが書かれた紙を一人一枚もらえます。
後で使うから大事に持っておいてください、とのこと。
この紙、香りつきオイルか何かを吸収させているようで、柑橘系のさわやかな香りに癒されます。
昔の校舎!って感じですね。私も小中と木製の校舎だったので、とても懐かしい気分になりました。
スタッフさんの説明が一通り終わったら数分間の自由時間に突入します。
そんな広くないのでウロウロはできませんが、これを一度全部解体して持って来て組み立てたのかぁ、と思いながら壁や床を眺めていました。(笑)
校舎内から見える中庭の木。
これも運んで来たらしいです!すんごい大がかりな作業だったことでしょう。
自由時間が終わると、スタッフさんから「最初に渡した黄色い紙を見てみてくださ~い。ここに黒いイチョウのマークがある人は選ばれし者です!廊下に集まってください!」と声がかかりました。
選ばれちゃいましたね…。
5名ほどが廊下に呼び出され、イベント内容の説明を受けます。
この紙の裏に書いている質問お題について、シアタールームの舞台で画面越しの人と対話する人をこの中から一人決める、といった打合せが始まり…。
せっかくなので、是非やらせて欲しいアピールをしました。
(恥ずかしいから無理…という人は、この時点で断ることができるので安心してください。)
※各種メディアで写真や対話内容の動画が公開される可能性があるらしいです。
私以外の人は控えめなようで、無事(?)舞台に立つことになりました。
ここからは一人でイベントの打ち合わせをスタッフさんとする事になります。
(↑大阪万博公式サイト「いのちのあかし」より)
まんまこんな感じで、初対面の人と対話をしました。
会話内容の打ち合わせは一切なし!その瞬間瞬間に出てきた言葉を画面の向こうの人と投げ合う感じです。
正直、緊張しすぎて何を話したか?全く覚えていません。
心からの対話をしてもらうために丁寧語、敬語は一切禁止!というルールがあったのですが、そのルールを守る事に終始気を取られていたような気が…。
とにもかくにも、貴重な体験ができて良かったです。
パビリオン体験14【チリ館】
人前での対話体験の余韻を感じながら、どこか空いているパビリオンが無いかウロウロ。
待ち時間なしで入れるところを発見!
細長いで有名な国ですよね。(それくらいしか知らない。笑)
チリの特産品が展示されています。
そんなに広くないパビリオンなので時間にして5分くらいで回り切れるでしょう。
食品サンプルがいきなり登場!
焼き鮭 → 分かる
サーモンお造り → 分かる
ねぎまとポーク → なんで生やねん!(笑)
パビリオン体験15【チェニジア館】
チリ館を出てすぐ隣にあったチェニジア館も並びなしで入ることができました。
白いお花がキレイ(小並感)
まるで砂漠の上を歩いているかのような感覚です。
水の浄化に関して、こんな取り組みをしています!的な映像が流れます。
パビリオン体験16【カンボジア館】
チェニジア館の隣のカンボジア館もスムーズに入れそうだったので、この流れでどんどん回っていきます。
列はないものの、カンボジア館の中は人が多かったです。
立ち止まって展示物を見ている人が多い感じですね。
アンコール・ワットの模型がドドーン!と展示されています。
細かい部分まで作りこまれていて美しかったです。
本物か!?と思うくらい精巧につくられた稲のサンプル。
日本と同じく、カンボジアでは米が主食なのですね。
カンボジアから大量にお米を買わせてもらって日本のコメ不足解消!とはならないものかなぁ?
カッコいい顔面像があったので思わずパシャリ。
国旗が並んでいるのを見るとニッコリしてしまうのは何故なのだろう。
仲良し仲良し:)
パビリオン体験17【アルジェリア館】
アルジェリア館もサクッと入れそうだったので入ってみました。
宝石みたいなカラフルなマークが素敵です。
映像中心の展示でした。あんまり写真撮れなかったので、また今度行った時にでも撮影してきます。
パビリオン体験18【バルト諸国館】
バルト諸国館もスイスイと入れました。回転率高めですね。
ラトビアとリトアニアの共同パビリオン。緑色のタイル風な外観が落ち着きます。
おお!色んな植物がまるで標本のような見せ方で展示されています。
自然豊かな国々なんでしょうね~。
バルト諸国パビリオンの公式マスコットキャラ、バラビちゃん。
可愛いんやけど、なんで眉毛つながってんのやろか…。お腹の顔が本体なのかな?
結露のようなものを自由に触ってくださいね~のコーナー。
夏場はひんやりしていいのかもしれないですね。
バラビめっちゃ出てくるやん!
ちょっと欲しくなってきたぞ(笑)お土産コーナーとかにストラップとか売ってないかな?
パビリオン体験19【EU館】
未来を育む、という文字が全面に出ているので分かりにくいですが、小さく「European Union」と書かれています。
パビリオン自体は狭めですが、人の出入りが多いので中が混むことはなさそうです。
あちこちに緑が設置されていて気持ちが穏やかになりますね。
奥の人のように、椅子に座って見上げると天井に映像が流れているコーナーも何カ所かありました。
砂の上を自動で動いて綺麗な模様を作っていく機械。
模様が上書きされていくので、永遠に見てられます(笑)
色んな素材がサンプルのように飾られていました。
見せ方ひとつでアートっぽくなるもんですね。
パビリオン体験20【セネガル館】
EU館の向かいにあるセネガル館が空いていたので、ここに入ります。
お隣にあるエジプト館の行列を横目に、スイスイっと中に入っていきます。
セネガルってこんな国ですよ~という紹介コーナーがあったり、特産物が展示されていたり。
素敵な絵画に思わずパシャリ。
パビリオン体験21【バングラディシュ館】
セネガル館の隣にあるバングラディシュ館も人が少なかったので、この流れでサクッと回っていきます。
穴場と言えば穴場だけれども…。ちょっと寂しいかも。
パビリオンの内容がいまひとつだから人が少ないのかな?と思いきや、案外色々と観るものがあって楽しい!
何をやっているシーンなのか分かりませんでしたが、ミニチュアが可愛かったです。
プラカードを持っていたり、うおーーーー!ってやってる人が何人か居たり。
デモ活動中の様子を再現しているんでしょう。
ザンギエフのダブルラリアットみたいな事しながら暴れてる黒Tの人も手前に居ることですし…。
バングラディシュの国旗って日本の国旗と似てるんですよね。
当時の大統領が「日本の国旗ええデザインやん!日本ってええ国やん、あんな国になれたらいいなぁ」という思いを込めて、このようなデザインの国旗にしたみたいです。
慕って頂けているのはとても嬉しいですねぇ。ズッ友な関係でいたいものです。
パビリオン体験22【スペイン館】
他に空いていそうなパビリオンは無いかな?と、インドネシア、オーストラリア、サウジアラビアの前を通りましたが、どこも激混み…。
そんな中、スペイン館には行列がなかったので行ってみる事にしました。
あまり並ばないで入れますよ~の案内をしてくれたスペイン館のスタッフお二人。
確かに人はまばらでした。
緩やかな階段を上っていきます。この感じが何だかワクワクしますね。
建物に入る前にちょっとしたステージがありました。
あと5分ほどでライブショーが始まる、との事だったので列に並びましたが、ちょうど自分より一人前の人で区切られて、次回のショーに回されました。
時間がもったいなかったので今回のライブショーは見送ることに。
でっかい青い地球が浮いていました。
ポルトガル館と同じく、海洋についての展示が多かったです。
色々な方法で発電をしている、といった展示もありました。
自分たちの事だけでなく、自然界に生息する生き物(この例では鳥さん)のこともきちんと大切に考えた技術の開発をしているのですね。
藻の培養が再現されてるようで見ごたえありました。
食べるだけでなくバイオ燃料としても活用しているとかなんとか。
ゆらゆらと揺れている藻を見ていると、気分もほんわかとしてきます。
フワフワと漂うクラゲの映像。周りも青暗くてまるで水族館の中にいるような気分になれます。
非常に落ち着いて観られるパビリオンだなぁ~と。
青暗い部屋の先には!ぎょえーーーーー!目、目がぁぁぁーーーー!となるくらいオレンジの世界。
そしてノリノリなスパニッシュ音楽が鳴り響いています。
写真では分かりにくいと思いますが、感覚的にこれの1.5倍くらいの明るささと思って下さい。
グリーティングカードが、たくさん飾られています。
全部違う写真なので、見ていて飽きない!
特に何か珍しいものがあるというわけではないのですが、この辺りで少し混みます。
なぜならこの先にスタンプ押し場所があるから。
(スタンプ場所はだいたい列ができますよね。)
料理の写真がないのでイメージしにくいですが、値段がきちんと書かれているのは良心的です。
コース料理だけでなく、アラカルトやデザート、ワインなんかもあります。
今はパビリオン巡りを優先しているので食べませんが、パビリオン制覇後は必ず食べに戻ってくるぞー!
スペイン館のレストランは、パビリオンに入らなくても外から入店可能です。↑レストラン入口
パビリオン体験23【TECH WORLD(テックワールド)館:台湾】
今日はたくさんのパビリオン体験ができたからもういいかな?そろそろ帰ろうかな?と思いながら大屋根リングの下を歩いていたら左手にTECH WORLD館が目に入りました。
色々事情があってTECH WORLD館として参加していますが、台湾のパビリオンですね。
絶対に行きたいパビリオンの一つだったので、60分待ちでしたが時間もあるので並んでみる事にしました。
結局40分くらいで台湾パビリオンに入ることができたのはラッキー!
館内に入る前に一人一つ、時計型のデバイスを渡され装着します。
何なのか?説明はありませんが、ウェアラブルウォッチを使っている人ならピンとくるかも。
デバイスの装着が終わったらスタッフによる、台湾パビリオンの概要説明がはじまります。
3つのエリアから構成されて、それぞれこんな特徴です。といった内容。
大きな木のオブジェのしたに広がるタブレットたち。
蝶々をタップすると木の方に向けて蝶々が飛んでいきます。
これだけの量のタブレットを制御してアートのように魅せるとは、さすが半導体に力を入れているだけあるなぁ、と思いました。
大量の胡蝶蘭が展示されているブースもありました。
綺麗に色付けされていて圧巻でした!
全てのブースを観おわったら一番最後の部屋(通路みたいな空間)で、壁のマークがある部分に腕に装着したデバイスをピッとタッチします。
すると、壁にQRコードが表示されるのでそれをスマホで読み取ると上のような画面が出ます。
3つある内のどのエリアに自分がどの程度興味を示したか?がグラフ化されています。
ライフ、ネイチャー、フューチャーのうち、ネイチャーが一番ときめいた(心拍数が上がった)という結果です。
未来に関しては全くときめかなかった模様(笑)
TECH WORLDパビリオンを出る前に、お土産頂いちゃいました!
めちゃ可愛い刺繍入りの荷物タグ。
台湾を表すそれぞれのシンボルがマジックテープで着脱可能となっています。
荷物タグとして使うのがもったいないので、万博の想い出として永久保存!
大阪・関西万博4回目の感想
今回の大阪・関西万博4回目では、11カ所のパビリオンを体験することができました。
待ち時間の少ないパビリオンを中心に攻めていったのと、いつもより数時間早く入場したのが、たくさん回れた理由でしょう。
これでもまだ5分の1も回れていないのですね…。
万博ってどんだけボリュームあるねん!って感じです。
それだけ長く楽しめるから嬉しい♪
第4回目で体験したパビリオン
DialogueTheaterいのちのあかし
参加型、選ばれたら是非壇上へ!
チリ
こぢんまり。織物や食について展示
チェニジア
水関連の技術について。映像結構キレイ
カンボジア
アンコール・ワットの模型は必見!
アルジェリア
映像を観るタイプのやつ
バルト諸国
マスコットキャラが濃い(笑)
EU
自然がたくさん、癒される
セネガル
国の紹介メイン。物販もあるよ
バングラディシュ
似たデザインの国旗同士仲良くしましょ
スペイン
オレンジ色がチカチカするー
TECH WORLD(台湾)
見ごたえ大!お土産もらえる