大阪・関西万博EXPO2025パビリオン体験レポート第19回

大阪・関西万博EXPO2025 19回目(予約あり19時~)

大阪・関西万博も8月下旬にさしかかり、9月10月と閉幕に向けて人が多くなり始めてきました。
残りの未踏破パビリオンはあと10個!と、カウントダウン開始となりましたが、回りやすいパビリオンから攻めていったため残りの攻略が大変だったり…。
(なかなか当選しない…)

そんな中、前から興味があったシグネチャーパビリオン「いのちの未来」に当選したので行ってきました!

※ネタバレあり!自論展開も多少あり!閲覧にはご注意を(笑)

パビリオン体験88【いのちの未来】シグネチャーパビリオン

19:00までに「いのちの未来」に集合の部に当選し、夢洲駅に着いたのが18:48分。
シグネチャーパビリオン群が大屋根リングの中心あたりにあるので、10分くらい歩かないと着かない…ギリギリだなぁ、と思いながら早足てくてく早足てくてく。
いのちの未来01
いのちの未来に到着したのが19:00ジャストでした!もし遅れていたら入れてもらえなかったのかな?と並び列で待機していると、急ぎ足で訪れた若者が19:07でも19:00の部に入れてもらえていました。
多少の遅れは大丈夫そうですね。

いのちの未来02
15分くらい待機の後、このような端末を1人ひとつ手に取ります。
ポチポチとタッチパネルを押して設定してから、端末に接続されているイヤホンを耳にかけて準備完了!

いのちの未来03
最初のフロアには、はにわや仏像など古代から人類が作ってきた「人型の像」を並べていました。
どんな時代にどんな像がどんな目的で作られたのか?といった説明がイヤホンから流れてきます。

いのちの未来04
右奥には近代の像である「アンドロイド」が展示されていました。
古代の像と比べると随分と精巧な造りになっていますね。

いのちの未来05
次のフロアからは、今から50年後の未来ではどんな人生が繰り広げられるのか、というIFの世界を体験することができます。

いのちの未来06
エスカレータの壁には、思い出のような写真がたくさん飾られていました。

いのちの未来07
アンドロイドが記憶を思い返すかのように、次々と流れてくる映像を凝視しています。
楽しそうな映像には、口に手を当てて笑う仕草をしてみたり、うんうんと頷いている動作も頻繁にしていました。
まるで生きているみたいだなぁ~と感じます。

いのちの未来08
次のエリアには電車の座席のような椅子が、ずらーっと並んでいてスタッフさんに好きな場所に座るよう案内されます。
立ち見ゾーンもあるので、椅子取りゲームに負けた人(笑)は、そちらにどうぞ!

いのちの未来09
ガタンゴトンと微妙に揺れながら50年後の街を移動していきます。
映像に連動して床が少し揺れるので、本当に電車に乗っているような感覚になりました。

いのちの未来10
おばあちゃんと孫が向こうの席に座っている図です。
孫が「あ、あっちに居るの、アンドロイドだよ」とこっちを見ながらおばあちゃんに言っていました。
我々がアンドロイド?ん?どういう世界観だろう?

いのちの未来11
おばあちゃんと孫がおうちに到着してからの生活模様を映像で表現していました。
右見て左見て真ん中見て、右見て左見て…とシーンによって見る場所がコロコロかわるので、ちょっと忙しかったかも。

いのちの未来12
次のエリアは障子がたくさん設置された場所でした。
障子の向こうに影ができて、その影を使ってのストーリーが始まります。

いのちの未来13
上見て下見て右回って見て、下見て左見て上見て…と、ここでも眼球がちょっと忙しかったです。

いのちの未来14
自然に歳をとって寿命を全うするのか?それとも、記憶だけをアンドロイドという器に乗せて永遠に生き続けるか?どちらかを選択できる未来になっている、というお話。

いのちの未来15
次のエリアには横長のディスプレイが置かれていて、椅子に座ってor立って映像を観ます。

いのちの未来16
次のエリアに移動すると、実際にヒトとアンドロイドの生活模様が再現されたブースが4つくらいありました。

いのちの未来17
話題になっていたマツコデラックスのアンドロイドが他のアンドロイドたちと話しています。
話の内容は………バラエティ番組の緩いフリートークな感じでした。

いのちの未来18
こっち向くマツコ。細かい仕草もマツコっぽくて、おおおおお~!となりました。
パッと見ぃマツコでしかない(笑)

いのちの未来19
最後のフロアには、下の方でつながった3体のアンドロイドが待ち構えていました!
エルフのような耳で、かつその尖った耳が悪魔の角のようにも見え、ファンタジー感がかなり強い出で立ちです。

いのちの未来20
コイツがグルグル回ったり、こっちに近づいてきたり、手を差し伸べて直視してきたり、と色んな動きをしていました。
冷たい視線でコチラを凝視してきた時は、少しの恐怖を感じたほどです。

いのちの未来21
個性的なアンドロイドの舞を観終わったら、出口に向かって移動します。
出口前の壁には、いのちの未来のコンセプトとなっている文章が書かれていました。
ココを過ぎたあたりで、入口で支給されていた端末を返却します。

いのちの未来22
お土産もの売り場の横に、記念ステッカーをもらえるコーナーがありました。
せっかくなので記念に一枚もらっておきましょう!

いのちの未来を出ると時刻は20:00過ぎ…。
念のために、イタリア館に並べないかどうかを確認し(並べなかった)、三菱館の予約なし受付がないか確認し(なかった)未踏破パビリオンには入れそうになかったので、そのまま東ゲートを出て夢洲駅へと消えていきました。

大阪・関西万博19回目の感想

今回は、7日前抽選にて当選した「いのちの未来」のみの体験レビューとなりました。
今後は1パビリオンずつ未踏破を攻略していく形になると思います。

「いのちの未来」の体験レビューですが、個人的には【もっと早い段階でこんな未来が来そうだな】と感じました。
ヒトの命は限りあるものだからこそ輝ける、という考え方はもちろん分かります。
また、ヒトの記憶や思考などを継続させることで、大切なヒトとの繋がりをより長く感じることができる、という素晴らしさも分かります。

どちらの考え方も理解はできるのですが、私は「儚いからこそ大切に思える」という考え方が強いので前者の考え方に賛同です。
このパビリオンの展示を受けて、どんな気持ちになるのか?実際に試してみてください。

第19回目で体験したパビリオン

いのちの未来
演出が日本人向け。中盤の映像には少し涙した